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本と老近眼 (キク薬局)
 「みちくさ市」無事終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。運営に携わった「わめぞ」並びに商店会の皆さまお疲れ様でした。
 古本を中心としたフリーマーケットということで読まれ待ちの本がたくさんあるのにまた買ってしまいました。スリップ(本に挟まれている短冊)をみると全部「古書現世」となっていました。のあー(←1度使ってみたかった。)

 しかし最近本を読まなくなった。老眼で字が読みづらくなったのは確かなのだが読んでいて内容が頭に入らない。頭の問題だけではなさそうだ。遠近両用眼鏡をかけて読むと下目使い(こんな言葉あるのだろうか?)になる。頭をそらし続けるのは結構きつい。必然本を読む時は眼鏡をはずすことになる。
 気がついたのである 問題は本と顔との距離にあった。眼鏡をはずすと近眼のため本に顔を近づけて読むことになる。この棟方志功的状態、距離が原因なのではないか。当然視界は狭まり文全体、文章全体には目が届かない。読書ではなく活字を拾う印刷業務的行為になってしまう。 文脈がつかみづらい、読書に面白みを感じなくなる、読書から遠のいてしまう、という流れである。
 幼い頃本を読んでいるともっと顔を離しなさいとよく叱られたものです。実はあれには深い意味があったのではないだろうか。

「木を見て森を見ず、字を見て文を見ず」 本は開いたページの四隅を含めて本なのであろう。
(雑司が谷 鬼子母神通り キク薬局)

by kishimojinstreet1 | 2009-09-23 16:08 | キク薬局
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